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fund eyeのメリット
様々な投資案件を提案してくれる
fund eyeは、無料診断をし、個人のリスクに合わせた的確な投資信託を提案してくれます。
無料診断の内容は、他社であれば6~8つの質問に回答した結果、銘柄を提案するだけのものとなっています。これだけでも、悪くはないのですが、提案される銘柄はいつも似たようなものとなり、誰がやっても同じ結果になってしまうのが残念でした。
しかし、fund eyeは質問にプラスして投資したい地域を組み合わせることで、提案する投資信託の種類の幅を広げています。
例えば、リスクを積極的にとれるタイプと診断された場合、次に投資する地域を選択します。
上記画像のように地域選択画面になりますが、国内株式を選択すると「JPMザ・ジャパン」を提案され、海外株式を選択すると「シュローダーBRICs株式ファンド」が提案されるといったように、同じタイプの人でも豊富な種類の投資信託が提案されるようになっています。
これらの機能は全て無料で診断できます。興味本位でもいいので、色々試してみるのも面白いですよ。
リバランスの提案
アドバイス型なので、投資信託のみを提案するだけと思われがちですが、すでに持っている資産を入力すると、足りない資産の購入も提案してくれます。
上記は、診断結果で積極的にリスクをとるタイプと診断されたものです。比率はグローバル株式(紫)を多く持つのが理想となっています。この後に、自分の持っている投資信託を入力してみます。「ニッセイ日経225インデックスファンド」という日本株式の投資信託です。
こちらを入力し、「理想的なポートフォリオに近づける」をクリックすると、リバランス設定画面になります。いくつかの質問に答えていくと…
このように細かく複数の投資信託をまとめて提案してもらえます。
現在、他の証券会社の投資信託を入力しても、提案されるのは自由です。また、これらの機能も無料で使用できます。
購入は自分自身でしなくてはなりませんが、面白いので活用してみましょう。
NISA口座で利用可能!
NISA口座で使用できます。fund eyeは、ロボアドバイザーの中で「アドバイス型」に分類され、銘柄の買付や管理は投資家が各自行うものです。こちらのタイプは、NISA口座が利用できるので、少額での投資をする際に活用するようにしたいところです。
SMBC日興証券のサービスである
SMBC日興証券は、三井住友フィナンシャルグループの子会社。そして、野村證券や大和証券などと並び日本でも有名な証券会社です。資金を託す企業としては、申し分ないといえます。
また、困ったときのサポートも万全です。わからないことがあったら、どんどん聞いてみるといいです。メールが苦手でも、店舗が近くにある人であれば、丁寧に対応してくれます。
fund eyeのデメリット
手数料が一定ではない
購入時にかかる販売手数料を、投資信託を購入するときに支払いますが、この手数料は、各投資信託によって違います。
1.62%であったり、1.92%であったりします。なぜ、このように違いがでるかというと、手数料に含まれる販売手数料が原因です。
投資信託は、販売する会社がそれぞれ違うので、販売する会社次第では、高めの手数料になる可能性もあります。目論見書によると、最大3.78%までの手数料を上限として支払う仕組みになっています。手数料は、販売会社次第ということになり、どうしても一定になりません。
購入する際は、目論見書をよく確認してから購入するようにしないと、思わぬ高い手数料を支払うことになってしまうので注意したいところです。
自分で管理しなければならない
fund eyeは、診断に費用がかからず、自由に使用できますが、投資信託の購入や売却は全て自分で行わなければなりません。
また、ポートフォリオのバランスが崩れてきた際には、投資一任型のサービスであれば、運用方針に近づけるように、自動で買付や売却を行い、利回りを安定するようにしてくれます。
しかし、fund eyeはこのような機能はついていません。常にポートフォリオを自分で監視、バランスなどをチェックし、必要とあれば、買付や売却などをしなければならないのです。
その分、手数料は安くなりますが、このような自分で監視するのが、苦手な人には使用しづらいロボアドバイザーといえます。